アヒル

アフリカのお話
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東京の某駅構内のカフェで、行き交う人々を眺めながらコーヒーを飲んでいた

若いカップルが目の前を通った

彼女は、実物大のアヒルの縫いぐるみを抱いていた

彼女は、アヒルを彼氏に託して、トイレに入った

彼氏は、トイレの入り口でアヒルを抱いて突っ立っていた

彼氏が、アヒルの頭やボディにパンチを喰らわせはしないかと

私は、カフェの中からじっと彼氏を見張った

彼女は、なかなか戻って来ない

彼女は、化粧を直しているのかもしれない

彼女は、なかなか戻って来ない

彼氏は、左腕でアヒルを抱いたまま、じっと突っ立っている

彼氏は、アヒルを撫でたりはしないが、大切な物のように抱っこしている

やっと、彼女が戻ってきた

彼女が、アヒルを左手に抱っこした

二人は、手をつないで乗り換えホームの方に行った

ほのぼのした気持ちで、私はカフェを出た。

追記

私の娘?マヌヌは5歳の女の子でカトリックの幼稚園に通っている。会うたびにフランス語が、どんどん上達しているのが嬉しい。私はアヒルの縫いぐるみを抱いたカップルを見ながら、マヌヌも大きくなったら、こんなほのぼのとした青春を見つけて欲しいと思った。

***

アフリカ友の会サポーター

AVEC AFRIQUE

オンラインショップの運営やnote配信などアフリカ友の会広報を行なっています。

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