日記 2019年11月20日水曜日

アフリカ滞在日記
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箱庭用法

Cシスターが行っている箱庭療法を見学した。Cシスターは任務を終えて3年前に韓国に帰国していたが、韓国で箱庭療法を学び、内戦で心に傷を負った子どもたちのケアを行っている。

 A君は5歳の時、帰宅中に兵隊に撃たれて肩を負傷したが搬送され助かった。母親によるとその日以来人格が豹変し、暴れたり、母親に刃物を向けたりするようになった。小学校に入学したが、集中力を欠き、成績は惨憺たるもので、手を焼いた母親が相談に来て箱庭療法が始まった。

A君は、箱庭に戦争風景を再現し続けたが、徐々に普通の生活風景を描くようになったが、柵で囲う風景であった。箱庭療法は25回で終了する。A君は終了まで続け、最後の方は、柵もなく穏やかな風景を描くようになり、彼も心の平安を取り戻した。

B君12歳は、反乱軍に父親を殺され、一日中復讐することを考えて椅子に座ってぼんやりしていた。学校に行っても何も身につかなかった。彼は18回で終了し自分を取り戻した。Cシスターの話は止まらなかった。彼女がとてもやりがいを感じており、今も勉強中で 韓国に帰国時にはシンポジウムで発表している。この国では、心の傷を負った子どもたちを治療する専門家や施設がほとんどない。Cシスターの地道な活動は、確実に成果をあげている。感動と感謝である

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